多摩川の河川敷にも、季節によっていろいろな風景との出会いがあります。
春には、河川敷の道路脇に植えられているユキヤナギが、両脇を白く縁取ります。
入れ替わるように、ハマダイコンが咲きだし、法面を白く染め上げます。
夏には、河川敷の道路脇や則面は、背より高いセイバンモロコシで埋め尽くされます。
それが除草されると一気に視界が開け、秋にはヒガンバナが所々で群生して楽しませてくれます。
冬には、ほぼ枯れ草色一色になります。たまに、大雪が降ると、それが白一色に変わります。
特に変わったものがある訳ではありませんが、四季折々の景色が気分転換させてくれます。
2012/4/6
ユキヤナギが満開の頃、土手沿いの学校などで桜が咲きはじめます。
残念ながらこの辺りの河川敷には、桜の木はないので、土手越しの花見となります。
タイミングが良いと、桜、ユキヤナギ、ハマダイコンと、3種類の花が楽しめます。
2012/4/9
土手沿いの学校の桜が満開になり、見頃を迎えました。
天気が良いと、土手でお昼の弁当を食べている人も見かけます。
天気が良いと、散歩にも、気分転換の息抜きにも本当にいい季節ですね。
2012/4/5
4月に入ると河川敷のユキヤナギが咲きはじめ、1週間ほどで満開になります。
河川敷を走る道路ですが、その両脇をユキヤナギが白く縁取ります。
2012/4/5
ユキヤナギが両脇を白く縁取る道路を土手の上から見た風景です。
ハマダイコンの花もちらほらと咲きはじめています。
その道路や土手沿いを散歩する人、ジョギングする人など、それぞれの方法で楽しんでいるようです。
2014/4/2
ユキヤナギの花もピークを過ぎ、ハマダイコンの花は五分咲きといった所です。
花の咲きだしは、その年の気候に左右されますが、この年は少し早目の開花でした。
2012/4/19
ユキヤナギもそろそろ終わりに近づき、花もまばらになってきました。
代わって、ハマダイコンが満開に近づき、河川敷を白く染め始めています。
2014/4/17
ユキヤナギの花はすっかり散ってしまいました。
その横に広がる河川敷の則面は、ハマダイコンの花に埋め尽くされています。
2013/5/27
河川敷を白く染めあげていたハマダイコンですが、花が終わる頃、セイバンモロコシが伸び始めます。
ちょうど、その頃に河川敷の除草作業が行われました。
ご覧の通り、河川敷のユキヤナギと土手の通路脇のセイバンモロコシが残っているだけです。
除草されたハマダイコンの種子目当てに、ドバト、キジバト、ムクドリ、スズメが多く集まります。
彼らにとって、除草された後の河川敷は、大量の種子が散乱する食料の宝庫です。
2013/6/19
法面の除草作業の後、土手の上も除草作業が行われました。
その頃には、法面には多くのセイバンモロコシが、新しい葉を展開させ、緑に染まっています。
2012/7/25
そのセイバンモロコシですが、1ヶ月もするとご覧のような状況になります。
高さが2m近くもあるため、土手の道ではセイバンモロコシで視界が悪くなります。
2012/8/23
土手の高みから河川敷の方を見ても、セイバンモロコシ以外目に入ってきません。
何とも凄まじい繁殖力というか、すごい迫力です。
2012/8/23
この世の栄華を誇っていたセイバンモロコシですが、すっかり除草されてしまいました。
除草されると、春先に見られたように、だだっ広い河川敷が現れました。
こうなるとセイバンモロコシの種子目当てに、春先同様、ドバト、キジバト、ムクドリ、スズメが集まります。
彼らにとって、除草された後の河川敷は、2度目の大量の種子が散乱する食料の宝庫となります。
2014/6/20
今年は、天候不順で大雨があちらこちらで被害をもたらしています。
この写真は、この少し前に降った雨で多摩川が増水したときの水位を示しています。
この部分は、護岸工事が行われ、河岸に沿って袋に入れた割れ石を積み上げた所です。
その積み石の上に、増水で流れてきたゴミが大量に乗っかっています。
この水位は、この辺りの河川敷の高さに等しいので、このとき、河川敷の上も水が流れたようです。
事実、この河岸の土手側にある河川敷ゴルフ場のあちらこちらに、同じようにゴミが堆積していました。
普段の水位からは、2m程高いところまで水位は上昇していたと思われます。
ちなみに、この後、ゲリラ豪雨や7月の台風8号の通過などでは、ここまで増水はしなかったようです。
2012/8/23
夏の盛り、多摩川の中州で投網を打っている人たちを見かけました。
多摩川の下流域で投網を打っているのを見かけたのは初めてのことです。
多摩川のアユの遡上が増えていると聞きますが、獲物はアユなんでしょうか?それとも何かの調査でしょうか?
多摩川のこの辺りにも、カワウが結構来て採餌していますので、魚影は濃いのかもしれません。
といっても、岸辺から確認できるのはボラの幼魚(イナ?)やコイ、フナなどだけです。
2012/9/14
暑かった残暑も和らいできた頃、河川敷の上空を赤トンボが乱舞していました。
ナツアカネにアキアカネが合流し、赤トンボの数が一気に増えました。
2012/10/5
多摩川の土手にも、あちらこちらでヒガンバナが咲いています。
土手を染めると言える程ではないですが、所々でそこそこの群落となっていました。
2014/11/28
春、多摩川の土手越しに見えていた桜ですが、秋には紅葉を見せてくれます。
この辺りの河川敷で紅葉を見せてくれるのは、このソメイヨシノとヤマハゼくらいしかありません。
2012/11/29
2013/11/7
多摩川に突然、どこからかカワウの大群がやってきます。
普段から、多摩川にはカワウがいますが、数百羽近いカワウが中州に降り立っています。
それらが一斉に行動を起こしますので、なかなかの迫力です。
カワウの大群ですが、この辺りにいるのは1週間ほどで、その後、またどこかへ移動してしまいます。
想像でしかないですが、餌の魚が少なくなると、また、餌を求めて他の場所に移動しているものと思われます。
2013/11/13
この日、カワウの大群の飛来を目撃しました。
東京都側の上空に、黒い点のようなものが見え始め、どんどん近づいてきます。
それがカワウの大群と分かる頃には、すでに多摩川の上空近くまで近づいていました。
毎年、このようにどこからともなく現れ、どこかに消えていく大群ですが、どこをねぐらにしているのでしょう。
これだけの大群だと、ねぐらになる場所は限られると思われます。
2013/01/15
前日の14日に降った雪で、河川敷も土手も雪で覆われ、1日にして白銀の世界となりました。
土手の上には、子供が作ったと思われる雪だるまが残っています。
都心部で10cm近い雪が積もったのは7年ぶりとのこと。
ただ、夕方に雪が雨になり、シャーベット状になった後、凍り付いたため、バリバリのグジュグジュです。
2013/01/17
雪に覆われた河川敷や土手ですが、天気があまり良くなかったので、2日後でもこの状態です。
雪の多い所では、この程度でどうこういうことはないと思いますが、めったに雪が降らない所では大変です。
人の往来が多い所では雪は消えていますが、路地や人通りの少ない所では、その後も雪はかなり残っていました。
結局、これらの雪がほぼ消えるのには1週間ほどかかりました。
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