ツグミ科・ヒタキ科・ムクドリ科・ハト科

スズメ目・スズメ亜目・スズメ小目

 ヒタキ上科ツグミ科(ツグミ)

 ヒタキ上科ヒタキ科(イソヒヨドリ、ジョウビタキ)

 ヒタキ上科ムクドリ科(ムクドリ)

ハト目

 ハト科(カワラバト[ドバト]、キジバト)


ツグミ(Turdus eunomus)

<スズメ目・スズメ亜目・スズメ小目・ヒタキ上科・ツグミ科・ツグミ属>

ツグミ科ツグミ属に属する鳥で、渡り鳥。

日本をはじめ、中華人民共和国南部、台湾、ロシア東部などに生息する。

日本では、冬季に越冬するために飛来する冬鳥である。

体長は24cmほどで、翼開長は39cmほどある。

頭頂から首の後ろは黒褐色で、体上面は褐色。

喉から胸部は淡黄色で、胸部から腹部の羽衣は、外縁が白い黒褐色になる。

尾羽は黒褐色で、翼は黒褐色に羽縁が赤褐色になる。

2013/1/16

多摩川への道路脇の民家の富有柿ですが、お正月の間にすっかり無くなっていました。

その柿の木のへたの部分に少しだけ残っている柿の実に、野鳥が集まっていました。

その中にツグミも居たのですが、ヒヨドリに追い出されていました。

追われて雪の上に降りてきたツグミです。柿の木の下で、ツグミとメジロが餌を探していました。

2013/1/30

多摩川に向かう途中の学校の裏庭で、ツグミが採餌しているのを見かけました。

途中の公園でも何度か見かけましたが、まだ、河川敷では見かけません。


イソヒヨドリ(Monticola solitarius)

<スズメ目・スズメ亜目・スズメ小目・ヒタキ上科・ヒタキ科・ノビタキ亜科・イソヒヨドリ属>

ヒタキ科イソヒヨドリ属に分類される鳥類の一種で、日本全国で見られる。

海外では、アフリカからユーラシア大陸、インドネシア、ニューギニアまで広範囲に分布する。

ヒヨドリよりは小さいが、ムクドリよりは大きく、体長は23cm前後。

体色は、亜種によって異なり、日本の亜種(M. s. philippensis)は、オスの頭部、喉、背部は暗青色。

胸腹部が赤褐色で、翼は黒色。変わってメスは、全身が青っぽい茶褐色で、鱗のような模様がある。

なお、若鳥のオスの体色は、メスと同じような色をしているので、雌雄の区別が難しい。

さえずりは、ツピーチョイチョイヒーチョピーと澄んだきれいな声で鳴く。

2014/5/9

会社からの帰り道、公園の通路からチョイチョイヒーチョピーときれいな鳴き声が聞こえました。

うす暗くなった通路をよく見ると、青っぽい小鳥が鳴いています。

あわてて、持っていたカメラの準備をしていると、泣き声に引かれて女の子が近づいてきました。

アッと思った時には、飛び立っていました。近くの木に止まったので、近づこうとすると逃げられました。

逃げた辺りを探したのですが、見つからず、元の場所の近くに来ると、街路灯の上に止まっていました。

うす暗くなってしまったので、普通に撮ったのでは、撮れません。しかたなく、フラッシュを使いました。

そのため、目が、赤目ならぬ白目になってしまいましたが、羽の色合いは何とかなりました。

2014/6/18

会社からの帰り道、同じ公園で、また鳴き声を聞きました。

木の枝で鳴いているのを確認しましたが、近くの木へ飛び移りました。

そこには、メスが居り、しばらく鳴いていました。

その後、メスが他の木へ飛び立ち、オスも飛び立ってしまいました。

こんなときに限って、カメラを持っていなかったので、写真はありません。

イソヒヨドリのオスとメス

2019/7/4 <オス>           2019/7/8 <メス>

実家の庭には、毎年、イソヒヨドリが幼鳥を連れてやって来ます。

どこか近くで営巣しているようなのですが、その場所は分かりません。


ジョウビタキ(Phoenicurus auroreus)

<スズメ目・スズメ亜目・スズメ小目・ヒタキ上科・ヒタキ科・ノビタキ亜科・ジョウビタキ属

ヒタキ科ジョウビタキ属に分類される鳥類の一種で、冬鳥。

日本をはじめ、チベットから中国東北部、南部、沿海州、バイカル湖周辺、インドシナ半島北部で見られる。

日本では、冬鳥として全国に渡来し、越冬する。

体長は15cmほどで、オスは頭頂が白くて、目の周りが黒いのが特徴。メスは、頭部が淡褐色。

胸から腹、尾にかけては雌雄とも橙色。翼は黒褐色で、中程に細長い白斑がある。

2013/2/20

昨年の2/22に初めて、ジョウビタキを確認しましたが、写真は撮れませんでした。

今年、去年と同じ頃に、同じ場所でジョウビタキと出会いました。

今回はカメラを持っていたので、慎重に近づき、なんとか写真を撮れました。

去年も、メスでしたが、今年、現れたのもメスでした。

2013/3/5

今年はジョウビタキとよく出会います。

この日も同じ場所で見かけました。しかし、出会うのはメスばかりです。

この日以降も、何度かで会いましたが、メスばかり。

ひょっとしたら、この辺にいるのはこのメス1羽なのかもしれません。

2014/3/7

今年もジョウビタキをちょくちょく見かけました。

ただ、見かけるのはやはりメスばかりです。

この日、たまたま、直ぐ近くに止まっている所に出会い、かなり近くで撮影できました。

ジョウビタキのオス

2017/3/7

メスには何度も会っているのに、オスには会えず、ずっと会いたいと思っていました。

そのジョウビタキのオスが、境川の河川敷を飛び回っているのに、ばったりと会えたのです。

やはり、メスよりは格段に色鮮やかですね。淡い灰色の頭頂部が印象的です。


ムクドリ(Sturnus cineraceus)

<スズメ目・スズメ亜目・スズメ小目・ヒタキ上科・ムクドリ科・ムクドリ属>

ムクドリ科ムクドリ属に属する鳥で、在来種。

日本をはじめ、東アジアに分布する留鳥で、日本のほぼ全域に生息している。

体長は24cmほどで、翼、胸、首は茶褐色。首から頭部にかけてと、腰に白い部分が混じる。

脚とクチバシが黄色い。オスは全体に黒っぽいのに対し、メスは褐色に近い色になる。

平地から低山地の人家や人家近くの林で繁殖し、農耕地、公園の芝生、草地などでよく見られる。

繁殖が終わると群れになり、多い場合には数万羽が群れることもある。

2012/12/27

多摩川への道路脇の民家で、富有柿を取らないで鈴なりにしている所があります。

その富有柿が、野鳥の格好の餌場になっており、ムクドリも訪れていました。


カワラバト/ドバト(Columba livia)

<ハト目・ハト科・カワラバト亜科・カワラバト属>

ハト科カワラバト属に属する鳥で、帰化種。

本来ヨーロッパ、中央アジア、北アフリカなどの乾燥地帯に生息する鳥である。

それが、食用や伝令用として家禽化された。それが野生化したものがドバトである。

日本には、奈良時代に持ち込まれたといわれており、現在では日本全土に生息する留鳥となっている。

ユーラシア大陸に分布する野生種をカワラバト、再野生化したものをドバトとしているが、基本的に同一種である。

なお、家禽化された際、いろいろと改良されたため、白っぽいものから黒いものまで、体色の変異は非常の大きい。

元は、頭部が濃灰色、首に緑色の光沢、胸には赤紫色の光沢があり、背や翼の上面は灰色である。

たたんだ翼には2本の黒い帯が見られ、クチバシは灰黒色、脚は暗赤色をしている。

体長は30~35㎝ほど。首が短く、胸が盛り上がっており、これが鳩胸の語源。

ドバトの語源は、古くは寺社のお堂などに住んでいたことから、堂鳩→ドバトとなったのではと言われています。

世界中の都市部や市街地、公園などに多くいたものが、最近は地方にも分布を広げている。

2012/4/11

桜の花びらが前夜の風雨で散った公園で、餌探しに夢中になっているカワラバトです。

この体色のカワラバトが最も多いパターンで、伝書鳩として飼育されているものに近いと思っています。


キジバト(Streptopelia orientalis)

<ハト目・ハト科・カワラバト亜科・キジバト属>

ハト科キジバト属に属する鳥で、在来種。

日本も含め、ユーラシア大陸東部に生息する。

全国で見られるが、東北や北海道では、越冬のために南下する夏鳥となる。

体長は30cm強、体色は茶褐色から紫灰色で雌雄同色。

翼は、黒と赤褐色の鱗片状の模様があり、首の側面に青と白の横縞模様がある。

最近は市街地でも繁殖していて、良く見かけるようになった。

なお、朝早くからデデッポポー デデッポポーと大きな声で鳴いているのは、本種である。

2012/10/1

キジバトは、公園や神社の境内などで良く見かけます。

写真は、神社の境内で餌を探し回っていたキジバトです。