オモダカ目
サトイモ科(コンニャク、カラスビシャク) (参)ショクダイオオコンニャク
カタバミ目
カタバミ科(アカカタバミ、ウスアカカタバミ、カタバミ、オッタチカタバミ、タチカタバミ、
イモカタバミ、ムラサキカタバミ、オオキバナカタバミ、オキザリス・プルプレア)
ガリア目
ガリア科(アオキ)
コンニャク(Amorphophallus konjac)
<オモダカ目・サトイモ科・サトイモ亜科・コンニャク属>
サトイモ科コンニャク属の多年草で、原産地はインドまたはインドシナ半島とされている。
日本では、農作物として栽培され、その約9割が群馬県で生産されている。
扁平な円形の地下茎(コンニャクイモと呼ばれる)があり、地上には葉のみが出る。
茎のように見える葉柄を1mほど立ち上げ、先が平らに展開して、鳥足状に小葉を付ける。
花は、5~6年で開花するが、開花する時には葉は出ない。
花茎は2mほどまで伸び、仏炎苞をラッパ状に開く。
黒紫色の肉穂花序は、円錐形で真っ直ぐに立ち上がり、独特の臭気を放つ。
なお、食用とするコンヤクイモは3年目くらいで出荷されてしまうので、通常、花は見られません。
2015/9/3
多摩川に行く途中の畑の縁で、カラスビシャクの花序見つけたのですが、そのすぐ近くにありました。
葉が伸び出したのがカラスビシャクに気付いた後であったのか、大き過ぎて気が付かなかったのか、
とにかく、巨大な葉を広げ、独特のまだら模様のある葉柄が直立していました。
以前、コンニャク畑の側を通ったことがあるので、直ぐにコンニャクと分かりました。
それにしても、こんな所でコンニャクを栽培しているとは思ってもいませんでした。
周りに小さな葉も出ていますので、小さな生子ができているようです。
2016/4/26
昨年、コンニャクを見かけた所に、今年もニョッキリと巨大な葉が伸び出していました。
まだ、葉は展開していないので、太い葉柄が立ち上がり、展開する前の葉の先が見えています。
ショクダイオオコンニャク(Amorphophallus titanum)
<オモダカ目・サトイモ科・サトイモ亜科・コンニャク属>
サトイモ科コンニャク属の植物で、世界最大の花として有名。
インドネシア、スマトラ島の熱帯雨林に自生し、7年に一度、2日間だけ花を咲かせる。
開いた仏炎苞の直径は、1.5mに達するとされ、草丈は3.5mの記録がある。
肉穂花序の先端はこん棒状の付属体となり、その下の仏縁苞に包まれた所に小さな花はある。
上部に雄花、下部に雌花があり、雌性先熟で1日目に雌花が開花し、付属体から悪臭を放つ。
翌日には悪臭は収まり、雄花から花粉が放出される。
本種の花は巨大ではあるが、花序であり、単体の花ではない。単体の花の最大種はラフレシアである。
2010/7/22
ショクダイオオコンニャクが開花するというので、見に行ってきました。
待ち行列は、小石川植物園の周囲に始まり、園内を蛇行して、花にたどり着くまでに疲れてしまいました。
お目当てのショクダイオオコンニャクは、まだ開花しておらず、ツボミの状態。
後で、新聞の報道によると、その日の夕方から開花したそうです。
高さ1.5mほどなので、小振りな花だそうですが、それでも近くからではカメラに収まりきれません。
この写真は、上下、2枚の写真をつないであります。
カラスビシャク(Pinellia ternata)
<オモダカ目・サトイモ科・サトイモ亜科・ハンゲ属>
サトイモ科ハンゲ属の多年草で、自生種。
日本では、北海道から本州、四国、九州とほぼ全国に分布している。
海外では、朝鮮半島から中国に分布している。
草丈は40cm前後になる。地下茎から長い葉柄のある葉を数枚出す。
葉は、3枚の小葉からなり、葉柄の中程にムカゴを付ける。
花茎も地下茎から立ち上がり、葉より高くなる。緑色の仏炎苞に包まれた肉穂花序が付く。
仏炎苞は長さ5cmほどで、花序の付属体は糸状に長く伸び、仏炎苞の外に出て直立する。
2015/5/11
多摩川に行く途中の畑の縁で、本種がポツリと1株だけ花序を付けていました。
その花の独特な形状から、マムシグサなどのテンナンショウ属が思い浮かびました。
しかし、調べてみるとテンナンショウ属ではなく、ハンゲ属の本種と分かりました。
アカカタバミ(Oxalis corniculata f. rubrifolia)
<カタバミ目・カタバミ科・カタバミ属>
カタバミ科カタバミ属の多年草。
日本では、北は北海道から九州まで、全国に広く分布している。
日本以外でも、世界の暖温帯から熱帯に広く分布する。
草丈は10~30cmで、茎はよく分枝して下部は地面を這い、上部は立ち上がる。
葉は3小葉からなり、赤紫色を帯びる。なお、大きさはカタバミより小さい。
葉腋から散形花序を出し、直径8㎜程の黄色い花を付ける。花弁の基部に赤い輪の斑紋がある。
果実は長さ20㎜ほどの円柱形の蒴果で、熟すと裂けて種子を弾き飛ばす。
なお、赤みの薄いものをウスアカカタバミとし、カタバミとアカカタバミの雑種を考えられている。
最近は、カタバミ、アカカタバミ、ウスアカカタバミをひっくるめてカタバミとする見解もある。
2012/5/9
アカカタバミは、散歩ルートの多摩川河川敷では、道路脇で1ヶ所確認したのみです。
この写真がそうですが、たまたま、八重咲きになっていました。
2012/5/31
河原に行く途中で見かけたアカカタバミです。
これは普通の一重の花でした。
ウスアカカタバミ(Oxalis corniculata f. atropurpurea)
<カタバミ目・カタバミ科・カタバミ属>
カタバミ科カタバミ属の多年草。
日本では、北は北海道から九州まで、全国に広く分布している。
日本以外でも、世界の暖温帯から熱帯に広く分布する。
草丈は10~30cmで、茎はよく分枝して下部は地面を這い、上部は立ち上がる。
葉は3小葉からなり、赤紫色を帯びる。なお、大きさはカタバミより小さい。
葉腋から散形花序を出し、直径8㎜程の黄色い花を付ける。花弁の基部に赤い輪の斑紋がある。
果実は長さ20㎜ほどの円柱形の蒴果で、熟すと裂けて種子を弾き飛ばす。
なお、赤みの薄いものをウスアカカタバミとし、カタバミとアカカタバミの雑種と考えられている。
最近は、カタバミ、アカカタバミ、ウスアカカタバミをひっくるめてカタバミとする見解もある。
2012/5/7
散歩ルートの多摩川河川敷では、道路脇などでたまににみられる。
どちらかというと、途中の道路脇や公園などで見られることの方が多いです。
カタバミと比較すると葉が赤みを帯びることと、花の芯近くにうっすらと赤が入ります。
ただ、アカカタバミと比較すると、葉の赤みも花の赤みも淡いです。
2013/5/23
果実の付いている写真がなかったので追加しました。
オッタチカタバミのように花柄が下に垂れています。
カタバミ(Oxalis corniculata)
<カタバミ目・カタバミ科・カタバミ属>
カタバミ科カタバミ属の多年草で、在来種。
日本では、北海道から本州、四国、九州と、全国に広く分布している。
海外では、日本の含めて、世界の暖温帯から熱帯に広く分布する。
草丈は4~30cmで、太い直根があり、赤味を帯びた茎は地面を這って広がる。
茎は先で立ち上がるが、あまり高く伸びないことが多いが、条件によって高くなることもある。
茎をはじめ、葉や果実など、草本全体に毛が生えている。
葉は3小葉からなる3出複葉で、葉柄は長さ2~7cm。
小葉は幅5~25㎜の倒心形で、葉表は無毛に近く、葉裏や縁に疎毛がある。
花期は4月~10月で、葉腋から花柄を出して、散形花序に花を2~8個付ける。
花は直径8㎜程の黄色い5弁花で、花弁は長さ4~8mm。
花柄は、はじめ10~15mmで直立しているが、花後、果柄は伸びて水平以下に下がる。
果実は長さ8~20㎜ほどの円柱形の蒴果で、前面に反曲した白い短毛が密生し、熟すと裂けて種子を弾き飛ばす。
2012/4/25
散歩ルートの多摩川河川敷では、道路脇などに普通にみられます。
ただ、他の草にまぎれると、徒長したようになり、タチカタバミとの区別が難しいです。
オッタチカタバミ(Oxalis dillenii)
<カタバミ目・カタバミ科・カタバミ属>
カタバミ科カタバミ属の多年草で、北米原産の帰化植物。帰化植物としては、比較的新しい。
日本では、本州から九州の温暖帯に分布している。
草丈は10~30㎝程になり、茎は基部で分枝して直立し、細かい上向きの毛がある。
立ち上がった茎は、カタバミより太く、短い節間で花柄を出す。
茎葉も1ヶ所から対で出ることが多く、下部に葉が密集して付いているように見える。
花期は4月~10月で、散形状に直径2cm程の黄色い花を数個付ける。
花柄には上向きの白い伏毛が密集し、花後、果柄は下垂して、蒴果は上向きに付く。
同じように茎が立ち上がるタチカタバミと異なり、直根がなく、根が浅く横に張るため、抜けやすい。
茎の節間が短くて葉が密集し、果柄は下垂しているのが本種である。
最も確実なのは、種子を見ることで、皺が白ければ本種、白くなければタチカタバミである。
よく似たタチカタバミとは下記の点で区別できる。
・タチカタバミは直根が地中に延びて抜けにくいが、オッタチカタバミ根が浅くて抜けやすい
・花後、オッタチカタバミは果柄が下垂するが、タチカタバミは果柄は伸びて水平以下に下がる
・タチカタバミには小さい托葉があるが、オッタチカタバミの托葉ははっきりしない
・オッタチカタバミの葉は、昼間明るいと閉じ、曇天や夜間など暗いと開くが、
タチカタバミの葉は真逆で、昼間明るいと開き、曇天や夜間など暗いと閉じる
・オッタチカタバミは節間が短く、葉柄や花柄が1ヶ所からまとまって出るが、
タチカタバミの葉には根生葉と互生した茎葉があり、茎葉がまとまって出ることはない
・オッタチカタバミの種子の横しわは白くなるが、タチカタバミは白くならない
2012/5/8
散歩ルートの多摩川河川敷では、土むき出しの荒れたところで見かけましたが、数は少ないです。
2015/5/11
多摩川からの帰り道、道路脇でオッタチカタバミの大きな株を見つけました。
以前撮影したものは不鮮明な所がありましたので、撮り直すことにしました。
花と蒴果の付き方が分かると思います。カタバミの花は良く似ているので、花だけでは判断できません。
タチカタバミ(Oxalis corniculata f. erecta)
<カタバミ目・カタバミ科・カタバミ属>
カタバミ科カタバミ属の多年草で、在来種。
日本では、北海道から本州、四国、九州と、全国に広く分布している。
海外では、日本の含めて、世界の暖温帯から熱帯に広く分布する。
茎が立ち上がる点がカタバミと異なるのみで、その他は差異がない。
そのため、以前はカタバミのなかで茎が直立するものをタチカタバミとして区別していた。
しかし、現在では生育環境による変化として別品種として区別されていない。
2012/5/7
散歩ルートの多摩川河川敷では、木の根もとなどでたまに見かけます。
ただ、他の草と混じってしまうと、カタバミと見分けるのが難しくなります。
イモカタバミ(Oxalis articulata DC.)
<カタバミ目・カタバミ科・カタバミ属>
カタバミ科カタバミ属の多年草で、南アメリカ原産の帰化植物。
江戸時代末期に観賞用として渡来して以降、野生化して、日本に広く分布している。
日本以外にも、北アメリカ、オーストラリアなどに帰化している。
地下の塊茎で増、塊茎が節のように別れることから、フシネハナカタバミともいう。
イモカタバミは独立種として扱われていたが、現在はフシネハナカタバミの亜種とされている。
イモカタバミは不稔性で地下の塊茎で増えるが、フシネハナカタバミは種子でも増える。
当初は、観賞用であったが逸出によって各地で野生化し、全国で見られるようになった。
なお、イモカタバミとフシネハナカタバミは、まとめてイモカタバミとして流通している。
葉は3出複葉で、小葉はハート形で裏面の基部に黄色い腺点がある。
花期は3月~12月であったが、温暖化の影響で夏期に半球眠して地上部を枯らすようになっている。
花は直径15~18mmで、赤紫色の花弁の基部は濃赤紫色。オシベの葯は黄色。
なお、花色に関しては赤紫色~淡赤紫色~白色と変異があり、花形にも地域変異が見られる。
よく似たムラサキカタバミは、花弁の色が淡く、中心部が黄緑色で、葯が白色な点で区別可能である。
2012/4/20
同じ色合いのムラサキカタバミとは、イモカタバミはオシベの葯が黄色なので見分けがつきます。
繁殖は地下の鱗茎によるので、全て取り去るのが困難なため、駆除が難しい雑草です
2015/5/8
イモカタバミが群生し、一斉にたくさんの花を咲かせている所がありました。
これくらいまとまって咲くと、かなりのインパクトがあります。
ムラサキカタバミ(Oxalis corymbosa DC.)
<カタバミ目・カタバミ科・カタバミ属>
カタバミ科カタバミ属の多年草で、南アメリカ原産の帰化植物。
江戸時代末期に観賞用として渡来して以降、野生化して、日本に広く分布している。
日本以外にも、北アメリカ、オーストラリアなどに帰化している。
草丈は10~30cmで、地下に鱗茎があり地上には葉と花柄だけを伸ばして、鱗茎で増える。
鱗茎から牽引根を出し、鱗茎と牽引根の間に多数の木子(きご)を付け、旺盛に繁殖する。
葉は幅2~4cmのハート形の3小葉で、葉裏に橙黄色の微細な小点があり、縁の小点は明瞭である。
花期は5月~7月で、葉の間から葉を越える花柄を出して、散形花序に数輪の花を付ける。
花は直径2cm前後の淡紅色の5弁花で、花弁の幅は狭く、基部に濃色の条線がある。
オシベは10個あるが、5個が長くて、5個は短い。葯は白色。
メシベの柱頭は5個あり、緑色をしている。日本では結実はしないのが普通である。
萼片の先端にも橙黄色の小点が2個ある。
よく似たイモカタバミは、花色が濃く、中心部さらに濃くなり、葯の色が黄色い点で区別可能である。
2012/5/7
同じような色合いのものに、イモカタバミがあります。
しかし、雄しべの葯がムラサキカタバミは白色なので見分けがつきます。
繁殖は地下の鱗茎によるので、全て取り去るのがこんななため、駆除が難しい雑草です。
オオキバナカタバミ(Oxalls pes-caprae L.)
<カタバミ目・カタバミ科・カタバミ属>
カタバミ科カタバミ属の多年草で、南アフリカ原産の帰化植物。
日本では、本州の関東以西から四国、九州まで、広く分布している。
海外では、ヨーロッパ、西アジア、北アフリカの地中海沿岸、インド、米国、チリ、オーストラリアに帰化。
草丈は10~30cmで、地下茎ではなく、地中に鱗茎を伸ばして根付く。
また、株元に直径5~8㎜の子鱗茎を多数付け、この子鱗茎で栄養繁殖する。
葉は全て根出葉で、葉柄は長さ15~20cm。先に3出複葉が付き、小葉は幅15~20㎜の倒心形。
葉の表面に、紫褐色の小斑点が不規則に現れるのが特徴で、多種との識別点となる。
花期は3月~5月で、長さ20~30cmの花茎を伸ばし、その先に散形に10個ほどの花を付ける。
花の直径は3~4cmで、鮮やかな黄色の5花弁である。萼片は5個で、先端に橙色の対のカルスがある。
オシベは10個あるが、内5個は長く、5個は短い。葯は濃黄色。
メシベは1個で、オシベより短く、花柱は5個ある。果実ができることは稀である。
2012/4/5
散歩コースの多摩川河川敷では土手の道路脇で見かけただけで、それ以外では見かけません。
どちらかというと、途中の道路沿いの民家の庭先やその近くの側溝脇などの方が多いです。
写真は、土手の道路脇では撮れなかったので、途中の道路脇で咲いていたものを撮ったものです。
オキザリス・プルプレア(Oxalis_purpurea)
<カタバミ目・カタバミ科・カタバミ属>
カタバミ科カタバミ属の多年草で、南アフリカのケープ地方が原産の帰化植物。
日本には明治中頃に渡来したとされているが、日本に広く分布し、帰化状態にある。
日本以外でも、世界各国で帰化状態になっている。
無茎植物で、葉は全て根出葉となる。花柄は10cmほどになり、3出複葉。
花期は10月~12月、2月~4月と長めで、夏には地上部は枯れて夏眠する。
花は、15cm程の花茎を立ち上げ、直径3cm強の5花弁を付ける。
花色は豊富で、白花以外に、赤、黄、紫、橙などがある。
2015/4/1
多摩川への道路脇の公園で、樹の下に群生しているのを見かけました。
生い茂った葉の間から、真っ白な花を所々から出しています。
花の形が芙蓉(ふよう)の花に似ていることから、和名はフヨウカタバミです。
アオキ(Aucuba japonica)
<ガリア目・ガリア科・アオキ属>
ガリア科アオキ属の常緑低木で、日本固有種。
日本では、北海道南部から本州、四国、九州、南西諸島の森林に自生し、日陰でも良く育つ。
樹高は、2m程で、常緑で枝も青い。それが和名の由来ともなっている。
雌雄異株で、花期は3月~5月。枝先に円形花序をだし、紫褐色の花弁は4枚。
雄花は、雌花より多く付き、4本のオシベが特徴。雌花には下部に子房があり、オシベが退化してない。
果実は楕円形で、秋頃から赤く熟し(黄色や白に熟すものもある)、翌年の5月頃まで付いている。
2015/4/3
多摩川へ向かう途中の道路脇などで、アオキが花を咲かせていました。
最初に気付いたのは、斑入り葉の園芸品種で、エンジ色の花が気を引きます。
4本のオシベが見えていますので、この株は雄株です。
2015/4/10
多摩川へ向かう別の道路脇で、花を咲かせていたアオキです。
こちらは普通のアオキですが、花色が淡い褐色で、雰囲気が異なります。これも雄株でした。
2015/4/21 2015/5/13 2015/5/13
雌花に気が付かないうちに、花期が終わってしまい、雌株と分かったのは花後でした。
4/21の写真では、花弁が落ちて子房が見えていますが、5/13には子房が大きくなっています。
同じ木に、真っ赤に熟した昨年の果実が残っていました。歪な形状から虫こぶと分かります。
アオキミフクレフシと呼び、タマバエの幼虫が中にいて、成虫に羽化するまで付いています。
アオキの雌花
2016/4/2
自宅近くの道路脇で、アオキの雄花がたくさん咲いているのに気が付きました。
雌株は無いかと探した所、1株だけ(雄株は10株以上あり)見つかりました。
雌株は、相当少ないようです。そして、開花も遅いようで、開花していたのはこの花序のみでした。
前回撮影した場所でもと思ったのですが、撮影に行けず、結局手遅れで、今年も撮影できませんでした。
雄花と雌花を並べてみました。雄花には黄色い4個のオシベがあり、雌花にはありません。
雌花には、飛び出したメシベの花柱があり、花弁の下部には子房があります。雄花には子房はありません。
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