スズメ目・スズメ亜目・スズメ小目
ウグイス上科ツバメ科(ツバメ、イワツバメ)
ウグイス上科ヒヨドリ科(ヒヨドリ)
ウグイス上科メジロ科(メジロ)
シジュウカラ上科シジュウカラ科(シジュウカラ)
ツバメ(Hirundo rustica)
<スズメ目・スズメ亜目・スズメ小目・ウグイス上科・ツバメ科・ツバメ亜科・ツバメ属>
ツバメ科ツバメ属に属する鳥で、渡り鳥。
北半球の広範囲に生息し、日本では沖縄以外で繁殖する。沖縄では旅鳥。
日本で繁殖するツバメは、主に台湾、フィリピン、ボルネオ島などで越冬する。
体長は17cmほどで、翼開長は32cmほどある。
体上面は光沢のある藍黒色で、喉と額が赤い。体下面は白く、胸に黒い横帯がある。
尾は長く、深く切れ込んだ二股型で、この形状をツバメにちなんで燕尾形という。
脚は短くて歩行には不向きなため、巣材を採取するとき以外、地面に降りることはほとんどない。
2012/5/29
飛翔速度が早すぎてなかなか撮れないため、何度も撮影にチャレンジしていました。
その撮影中、2羽のツバメが空き地に降り立ちました。地面に降りたツバメを見たのは初めてです。
おそらく、巣の材料にする土を取りに来たものと思われます。
そっと近づき、撮影しましたが、近づきすぎて逃げられました。
2012/6/12
今日は小雨がパラつくあいにくの天気で、河原には鳥影は見当たりませんでした。
河川敷の低い場所をツバメが餌取りに飛び交っていましたので、その撮影にチャレンジ。
その結果が、この2枚ですが、以前よりは流し撮りはうまくなったかも。
背中に白い部分がまだらに見えていますが、ハジラミや羽毛ダニが付いているのかもしれませんね。
2012/7/25
多摩川の河原にあるゴルフ場のロープに、数羽のツバメが止まっていました。
よく見ると、口元の黄色い巣立ったばかりの幼鳥でした。
歯医者の軒先にあった巣はもぬけの殻でしたので、そのツバメかもしれません。
しばらく飛び回っては休むといったことを繰り返していました。
2013/7/19
今日は、天気が悪いこともあって、餌の虫が低い所にいるのか、低空飛行が多いです。
特に、川縁近くで、川面と川縁を行き来する事が多かったです。
そのため、狙いが付けやすく、狙い撃ち的に撮影したのですが、割とうまく撮れました。
2013/7/18 2013/7/26
親ツバメに交じって、巣立ったばかりの幼鳥も交じっていたようです。
後でよく見ると、クチバシの黄色いツバメが何羽か交じっていました。
そういえば、去年も今頃、巣立った幼鳥がロープに並んで止まったりしていましたね。
今年は、去年営巣していた場所に来なかったので、巣立ちの時期をすっかり忘れていました。
イワツバメ(Delichon urbica)
<スズメ目・スズメ亜目・スズメ小目・ウグイス上科・ツバメ科・ツバメ亜科・イワツバメ属>
2012/5/29 2012/5/29 2012/5/31
2012/5/30 2012/5/31
ツバメ科イワツバメ属に属する鳥で、渡り鳥。
日本をはじめ、アフリカ大陸、ユーラシア大陸、インドネシア、日本、フィリピンに生息する。
日本では、繁殖のために九州以北に飛来(夏鳥)する。
体長は13cmほどで、尾羽はV字状になる。体型は細身。
上面は光沢のある黒褐色で、下面は灰白色、腰が白い羽毛で覆われる。
平地から山地にかけて生息する。
2012/5/29~31
十羽ほどのツバメが飛び交っているところに出くわしました。
よく見ると腰の部分が白いイワツバメとツバメが混在しており、ツバメよりイワツバメの方が多いようです。
何度か撮影を試みましたが、飛ぶのが速いのとコースを瞬時に変えるので捉えきれません。
比較的遠目での撮影で、なんとか見られる写真が撮れるようになったのが、チャレンジを初めてから数日後でした。
5/30と5/31には、比較的近目でピントは甘いものの、なんとか見られる写真が撮れました。
5/31の写真では、喉元から尾端まで、下面が白い羽毛で覆われているのが良く分かると思います
ヒヨドリ(Hypsipetes amaurotis)
<スズメ目・スズメ亜目・スズメ小目・ウグイス上科・ヒヨドリ科・ヒヨドリ属>
ヒヨドリ科ヒヨドリ属に属する鳥で、在来種。
日本、朝鮮半島南部、台湾、中国南部等に生息している。
日本では、全国的に普通に見られる留鳥である。
体長は28cm程あり、翼開長は40cmほどになる。雌雄同色。
頭部から胴体は灰色で、頬に褐色の部分がある。頭頂部の羽毛はやや長く、冠羽となる。
翼や尾羽は灰褐色で、クチバシは黒くて、細く尖る。
ヒヨドリは、数回羽ばたいては滑空する飛び方をするため、波型の飛跡となる。
2013/12/25
河川敷を散歩中、カワラバト(ドバト)が食べ残した、トウネズミモチの木にヒヨドリが集まっていました。
この時期は、餌になる木の実が少なく、トウネズミモチ、ネズミモチ、トキワサンザシなどの木にも集まります。
餌が豊富な時には見向きもしないのですが、背に腹が変えられなくなると集まって来て、一気に食べつくします。
野生の鳥なので、近づくとサッと逃げますが、離れると直ぐに戻ってきます。
中央の写真はトウネズミモチの木に戻ってきた所、左右の2枚は近くの木に逃げた所です。
メジロ(Zosterops japonicus)
<スズメ目・スズメ亜目・スズメ小目・ウグイス上科・メジロ科・メジロ属>
メジロ科メジロ属に属する鳥で、在来種。
日本をはじめ、東アジアから東南アジアにかけて分布する。
日本では、全国で見られる留鳥である。
体長は12cmほどで、翼開長は18cmほどになる。
緑がかった背と暗褐色の羽を持ち、目の周りの白い輪が特徴。
雑食性だが、ハナスイの別名から分かる通り、蜜が大好物である。
舌の構造もそれに適応していて、二股に分かれた舌先は筆のように細かく割れている。
下の中央には溝があり、蜜などが吸いこみやすい構造になっている。
2014/12/8
多摩川の河川敷を散歩中、ツピーツピーと鳴き声が聞こえてきました。
シジュウカラかと思って、鳴き声のする辺りを探すと、枝先が揺れて小鳥が見え隠れしていました。
持っていた双眼鏡でよく見るとメジロでした。それにしてもメジロの鳴き声とは思えません。
メジロも物真似をするそうですが、シジュウカラの鳴きまねをしていたのでしょうか。
河川敷でメジロを確認したのは初めてですが、カメラを持っていなかったので、写真はありません。
河川敷の近くで撮影したメジロの写真(2014/11/11)を掲載します。
シジュウカラ(Parus minor)
<スズメ目・スズメ亜目・スズメ小目・シジュウカラ上科・シジュウカラ科・シジュウカラ属>
2014/9/4 2013/3/18
シジュウカラ科シジュウカラ属に属する鳥で、在来種。
日本をはじめ、東アジア、ロシア極東部に分布する。
日本では、周年生息する留鳥で、4亜種が生息する。
体長は13~16.5cmで、スズメくらいの大きさである。
翼開長は22cm前後、体重は11~20gである。
上面が黄褐色や黒褐色、下面が淡褐色で、頭頂は黒い。
頬および後頸には白い斑紋が入るが、胸部とは黒斑で分かれる。
その黒斑から尾羽の基部まで下面に黒条がある。
このネクタイの様な黒条が太いのがオスで、細いのがメス。
2014/9/4 多摩川の川縁を歩いていると、ツピーツピーとシジュウカラのさえずりが聞こえてきました。
良く見ると、川縁の木の枝で鳴いていました。河川敷では初めての確認です。
写真を撮ろうとした途端、近くのオオブタクサの中に逃げ込まれてしまいました。
枝や葉の隙間から、辛うじて撮れたのがこの写真です。
お腹の方しか写っていませんが、ネクタイの様な黒条が見えています。
黒条の幅が広いので、この個体はオスのようです。
2013/3/18 昨年の春、多摩川の土手近くのソメイヨシノの木で見かけたシジュウカラです。
下面以外の羽の色や模様が分かるよう、参考のために掲載します。
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